中高年求人をスムーズに見つける方法|転職活動ナビ

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転職市場における中高年のニーズ

転職市場は回復の兆し有り

 20年にも及ぶ長い不況を抜けて、ようやく景気回復の兆しが見え始めた途端、転職市場で中高年の求人のニーズが高まり始めました。これまで、会社を存続させるために、中高年のリストラを推進してきたことを思えば、俄かに信じがたい話ですよね。

 ですが、業績回復の兆しが見えた企業は、将来に向けた投資を始めています。海外進出やマーケットの活性化、新規事業の立ち上げなど、その方法はさまざまですが、そうしたプロジェクトを推進しようと考えるとき、企業が直面する問題は共通しています。
 
 それは、プロジェクトのかじ取りを任せたい中堅が、ロストジェネレーション世代にあたり、社内で育っていないことです。そうした背景があって、プレイングマネジャーとしてプロジェクトを推進しながら、部下の指導・育成・教育を行える中高年に、白羽の矢が立ったわけです。あなたのこれまでのキャリアと実績が、応募企業にマッチすれば、好条件を引き出しての転職も可能な時代がきたのです!

中高年に若者に勝てる強みはあるのか?

 
 これまでは、中高年と若者を比べると、人件費や柔軟性の高さが弊害になっていたのは事実です。ですが、景気回復の波に乗るためには、若手のポテンシャルに期待して採用し、教育する手間をかけている時間はありません。
 いま目の前にある課題を解決できる専門スキル&マネジメント能力があるのは、中高年ならではの強みなのです。

 企業が中高年の強みと感じる能力を、列記してみましょう。
 
 ・長年のキャリアに裏打ちされた、的確な意思決定と行動ができる能力
 ・クレームや事故の処理経験が豊富で、物事を迅速に解決できる能力
 ・業界内に通用する、人的ネットワークを構築できる能力
 ・就業規則や職務規定を守り、職場の秩序を維持できる能力
 ・熟練された専門スキルに基づき、新たな企画・開発ができる能力
 ・部下の適性を見分け、レベルに合わせた指導ができる人材教育力
 ・クライアントからの評価が高い、人間性

 このすべてを身につけるのは難しいでしょうが、具体例とともにアピールできる部分があれば、職務経歴書の中に積極的に書き入れましょう。また、応募職種や企業風土によって、業務以外に求める能力は異なります。自分なりにリサーチして、役割として何が担えるかを伝えることも、強みを増やすことになるはずです。

中高年が企業に求める多様性

 
 長い不況の間、社員教育に力を入れることができなかった企業も多いものです。ことに中小企業やベンチャー企業、新興企業は、業績がどんなに良くても、組織的なノウハウを持っているとは言えません。中高年の転職先は、よほどのキャリアがない限り、大手企業ではありえませんから、企業が求める多様なニーズに、どれだけ応えることができるかが、採否の分かれ道になります。若者と比べると、コストがかかる中高年を採用するにあたり、企業は以下の能力を求めています。

 ・社内外の交渉を有利に進められる、高いコミュニケーション能力
 ・自ら問題意識を持って課題を設定し、解決まで導く行動力
 ・日々の業務で的確な判断を行い、与えられた職務への責任を果たす能力
 ・想定外の事態が起こっても、臨機応変に対応できる柔軟性
 ・能力や専門分野が異なる部下に対し、的確な育成・指導を行う能力
 ・会社の利益につながるよう、社内外の関係者を調整する能力
 
 ここでポイントになるのは、中高年であっても、マネジメントに専念できることはほとんどないということです。
 自ら現場に立って、結果を出しながら組織改革を行えるから、中高年を採用しようという企業の考えを、きちんと理解しておかなければなりません。
 過去に管理職の経験がなくても、中高年に求められる能力は変わりませんから、好条件を引き出して転職するためには、どう自分をプレゼンするのか、戦略を練るべきでしょう。

中高年こそ転職サイトを使わねば!

 
 いまや優良な求人情報は、転職サイトに集まるのが常識です。パソコンやスマートフォンを使いこなせない中高年を、企業は採用しないという厳しい現実があるのです。中高年が満足のいく転職を果たすためには、計画的に活動を進めなければなりません。
 
 有利な求人を待つ意味でも、在職中に効率よく転職活動が行えるよう、複数の転職サイトに自分の希望条件と経歴を登録しておきましょう。そうすれば、自動的に毎週新着の求人情報が届き、運が良ければあなたの経歴に興味を持った企業から、個別にスカウトメールが届きます。
 
 そうした求人情報を取捨選択し、自分に価値を感じてくれる企業に絞り込んで応募すれば、採用の際に好条件を引き出すことができるはずです。また最近は、エグゼクティブクラスの求人ばかりを集めたコンテンツや、個別の人材紹介を行う転職エージェントと連動している転職サイトもあるので、内容を精査して登録するとよいでしょう。転職サイトのランキングや口コミ情報をチェックすると、とても参考になるはずです。

納得できる中高年の転職を果たすには

 
 業界内で名をはせるほどの実績を持っているひとは、ヘッドハンターにスカウトされます。仕事で大きな実績を出していれば、転職エージェント経由で、非公開求人や独占求人に出会えるかもしれません。そうではなく、少しでもキャリアアップにつながる求人を、転職サイトで探そうと思うなら、手間を惜しんではいけません。
 
 こまめに求人情報をチェックするだけでなく、企業研究をしっかり行い、応募先別に応募書類作成や面接対策を行うこと、転職サイトに登録するレジュメにも定期的に手を入れるなど、コツコツ努力をしたひとほど、転職期間が短く、満足度が高いことがわかっています。
 
 ただし、中高年の転職で、希望の条件がすべて叶うとは限りません。年収や休日数、雇用形態、勤務時間など、妥協しなければならないこともあるでしょう。ですが、仕事は生活のためだけにするものではありません。やりがいや自己実現の方法でもあります。
 
 自分がどうして中高年での転職を選ぶのか、キャリアの集大成に何を成し遂げたいのかを考えたら、譲歩できる条件が見えてくるはずです。情報収集と自己分析を怠らず、後悔しない転職を実現してください。

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公開日:
最終更新日:2015/04/22